古来より先祖供養を大切にしてきた民族である日本人ですが…
「お墓参りは面倒くさい」
「お墓掃除が大変」
「墓地の管理費等で子どもに負担を掛けたくない」
…などなど、一部のマスコミの偏った報道の影響もあり、お墓どころか、
供養の全てが不要なもののように思われているふしがあります。
「葬式はお金が掛かるから荼毘に付すだけ」
「お寺さんを呼ぶとお金が掛かる」
「仏壇を置く場所より子供部屋の方が重要」
もちろん、今の生活や生きている者のことが大事なのは分かります。
欲しいモノ、子どもの教育、老後にお金が掛かるのも分かります。
しかし、人は誰も木の股から生まれてきたのではありません。
両親が居て、その先には父方の祖父母、母方の祖父母、
…と、さかのぼっていけば、とんでもない数のご先祖様。
もし仮に、この中の誰か一人でも欠けていれば、
あなたはこの世に生まれてこなかったのです。